宗教観 ?

2007年6月10日
私にとってこの世の中で恐い物ベスト3の中に入ってるのが、「幽霊」

・・・・・といっても、かつて今まで一度も見たことはないんですが。
金縛りにも遭ったことがない。
これはありがたい事だと思ってる。


ホラー・オカルト・霊 など、怖いけどかなり興味ある。
ミステリーツアー的な事には一切参加したことはないけど、話など聞いたり読んだり観たりすることは結構好きかも。

でもね好きなんだけど、幽霊ってのが嫌いだけあって、科学者などに化学的に解明して否定してほしいわけよ。
だから幽霊はいない・・・的な本を探しては読んで、この世には居ないと言い聞かせたりするのだが、どこか納得できずにいたりする。


テレビでそういう関係の放送があるときは大体見てるかな。
その中でよく霊能者みたいな人が出て、鑑定しては浄霊ってやつをする。
そういうのも流行りすたりがあるのか知れないけど、TVの画面上色んな霊能者が出ては消えていった。


最近では、スピリチュアルで代表される江原氏、それと美輪氏(嬢?)、木村藤子氏などかな。
週刊誌で時々江原氏の能力に疑惑を持って書いてるのもある。
霊能とか、それを扱う放送業界とか取材などの関係には全く関わってないので、何が正しくて何が嘘なのか分かんない。



そんな中 ある書店で文庫本を見つけて買って読んだ。(本の名前や書いてる人の名前は伏せるが、そっちの関係で有名な人ともう一人別の業界で著名な人の対談形式になってる。)
納得したり、ふ〜ん そんなものなの?とか、色々興味深く読み進めていった。
(まぁ 私の頭がアホで理解出来てない部分もあったけどね。)

読んでいくうちに、やっぱりいるのかもぉ・・・・・・なんて信じるほうに傾きかけてたんだけど、3分の2位まで読み進んだところ、信じかけようとしたものが一気にひっくり返った文章が書かれてた。
人柄さえ疑ってしまうような記述。

『精神疾患を心霊家の立場で見ると』 という小見出しはついてるものの、誰かに突かれたときの言い訳のようにしか見えない。

精神疾患のうち2〜3の病気がほとんど「憑依現象」だというのだ。心霊治療すれば、掛かった年数によるけれど掛かった年数に応じて治るというのだ。


唖然としてしまった。
呆れてしまった。
言葉がすぐには出なかった。


まだ そのうちの何分の一とか書かれてるんだったら譲っても、上記に書いてある2〜3の疾患のうちのある一つの疾患に関しては
ほとんどらしい。
(A:99パーセント 憑依だという意見の方がいらっしゃるけれど、やっぱり憑依は多い?
 B:そう思います。憑依現象だと思います。
みたいな事が書かれてた。)

精神科で治療に用いられている「電気ショック」っていうのがあるんだけれど、それを「結局は除霊なんですね。」とも書かれてる。


私も精神疾患であるOCDという病気で病院通いしてる。
OCDという病気は今ではPCのお陰で一部の人には知られてきてる病気だが、私が自分の症状に気づいた時は本屋の健康コーナーでも見つけれなかったくらい知られてない病気だった。
だからいろんな意味で専門書とか精神系に関する本など、ザッとだけど(自分で何とか分かる範囲)読み漁った。
PCを手に入れてからも色々調べた。
電気ショックという方法も目にした。
電気ショックといえば、普通の人なら怖い・痛いなどすごいイメージがあるみたいだが、最近の電気ショック療法は麻酔もかけるし安全なものらしい。


本に挙げられてた精神疾患は病状とか場合によるけれど、大体において薬でコントロールできる様になってる。(コントロールできる様になってる・・・・であって、薬は手放せないものにはなるんだけど)

もし仮に憑依現象なら、薬によるコントロールさえ出来ない筈だ。

もっと云うなら、薬でさえ効き目を感じられない場合が多い私が掛かってる病気OCDのほうが他人からパッと見て、憑依現象っぽい症状だ。




なんだか熱く語ってしまい、長くなってしまった。
とにかくその部分を読んで、一気に彼らに対しての良いイメージが崩れ去ってしまった。
良いこと言ってたり書いてたりする人たちなのに。。。。。残念。

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